2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
序文・明治時代からの伝統遺産 堀口尚次 議事進行係とは、会議において議事進行に関する動議等を提出し会議の進行を促す役を担う者のこと。日本の国会で慣習として設けられている、通称「呼び出し」「呼び出し太郎」とも呼ばれる役割について説明する。日本…
序文・聖武天皇の離宮 堀口尚次 紫香楽宮(しがらきのみや)〈信楽宮〉は、奈良時代に聖武天皇が近江国甲賀郡〈現在の滋賀県甲賀市〉に営んだ離宮。のちに「甲賀宮(こうかのみや)」とも。 「紫香楽」の地名表記については、正倉院文書には「信楽宮」としたもの…
序文・袂を分かちた二人 堀口尚次 明治11年5月14日、馬車で皇居へ向かっていた。大久保はその時、亡き西郷隆盛の生前の頃の手紙を読んでいたとされている。その途中、紀尾井坂付近の清水谷〈東京都千代田区紀尾井町〉にて6人の不平士族に殺害された〈紀尾井…
序文・外交政策 堀口尚次 水野忠政は、戦国時代の武将、戦国大名。水野家当主。通称は藤七郎、右衛門大夫、下野守。緒川城および刈谷城の城主。徳川家康の生母・於大の方〈伝通院〉は娘で、外祖父にあたる。 明応2年、水野清忠の次男として生まれる。幼名は…
序文・競争入札にむいていないもの 堀口尚次 随意契約は、行政契約の締結方法の一種。国や地方公共団体などが競争入札によらずに任意〈随意〉で決定した相手と契約を締結すること、及びその締結した契約をいう。 国および地方公共団体が行う代表的な契約方式…
序文・郷民に河和城を落とされた 堀口尚次 近世、河和村を在所とした給人水野氏は、三州田原の戸田氏に始まり緒川・刈谷の水野氏の系譜につながると言える。十四世紀の中ごろ三河守護の一色氏が知多半島へ進出実権を握る。しかし、一色氏の支配も文明の乱の…
序文・常若の思想 堀口尚次 神宮式年遷宮は、神宮〈伊勢神宮〉において行われる、定期的な遷宮のことである。式年は、基本的に20年ごととされている。 原則として20年ごとに、内宮〈皇大神宮〉・外宮〈豊受大神宮〉の2つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿…
序文・農地に戻った飛行場 堀口尚次 清洲飛行場は、かつて愛知県海部郡甚目寺町〈現・あま市〉と西春日井郡清洲町〈現・清須市〉にまたがる地区に存在した大日本帝国陸軍の飛行場である。 太平洋戦争末期の昭和19年10月、海部郡甚目寺町と西春日井郡清洲町に…
序文・事実上の最高権力者 堀口尚次 細川政元は、室町時代後期から戦国時代初期の武将、守護大名。室町幕府24、26、27、28代管領。摂津国・丹波国・土佐国・讃岐国守護〈一時的に近江国守護も〉。細川氏宗家〈京兆(けいちょう)家〉12代当主。養子に澄之、澄…
序文・織田一族の争い 堀口尚次 織田信友は戦国時代の武将。尾張下四郡の守護代。大和守として知られる織田達勝の後継者である。通称は彦五郎。尾張清洲城城主。 尾張下4郡を支配した守護代・清洲織田氏〈織田大和守家〉の織田達勝の後継者であるが、継承時…
序文・長嶋一向一揆との戦い 堀口尚次 織田信興(のぶおき)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。織田氏の家臣。織田信秀の7男で織田信長の弟。通称・彦七郎。 兄・織田信長に早くから従う。永禄8年、信長の命で滝川一益と共に出兵し、弥富服部党の当…
序文・合法賭博に潜む罠 堀口尚次 賭博・ギャンブルは、人の射倖心(しゃこうしん)をくすぐり、時に中毒的な依存状態を招き、破産や人格崩壊に至り、果てには自殺、殺人に及ぶ場合もある。賭博の問題は人間の歴史が始まった頃から認識されており、「マハーバ…
序文・渡世人のイメージ 堀口尚次 三度笠は、竹の皮や菅を編んで作られた笠の一つで、深く顔を覆う形状のもの。文献によっては三度の笠とも。 股旅(またたび)ものなどの時代劇で渡世人が被っている印象が強いが、もとは江戸、京都、大坂の三ヶ所を巡る毎月三…
序文・回船問屋 堀口尚次 問屋とは、現代における一般的意味としては卸売業者を指すが、歴史用語及び法律用語として用いられる場合は異なる意味を持つ。一般的意味では、卸売業者のこと。生産者から商品を仕入れて、小売商や購入者に対して販売を行う。 歴史…
序文・治水で貢献 堀口尚次 伊奈忠次は戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。武蔵小室藩・初代藩主。三河国幡豆郡小島城〈現在の愛知県西尾市小島町)主・伊奈忠家の嫡男に生まれる。永禄6年に父・忠家が三河一向一揆に加わるなどして徳川家康の下…
序文・巨大ため池の決壊 堀口尚次 入鹿池は、愛知県犬山市の入鹿、飛騨木曽川国定公園内にある人工の農業用ため池。総貯水容量は1847万9000立方メートルである。平成22年に農林水産省のため池百選に選定され、平成27年には国際かんがい排水委員会による世界…
序文・信長の正室 堀口尚次 濃姫(のうひめ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。通説では、美濃の戦国大名である斎藤道三の娘で、政略結婚で尾張の戦国大名の織田信長に嫁ぎ、信長の正室になったとされるが、名前や呼称は確かではない。お市の方の…
序文・ピーナッツ 堀口尚次 ラッカセイ〈落花生〉は、マメ亜科ラッカセイ属の一年草。他のマメ科作物と違い、花が終わると子房柄が地中に潜るように伸びて、その先にサヤができて豆ができるのが特徴。植物学上の標準和名はナンキンマメ〈南京豆〉、食用にさ…
序文・ロシアから買った 堀口尚次 アラスカ州は、アメリカ合衆国最北端にある州。アリューシャン列島を含む。北アメリカ大陸北西の端にあり、合衆国本土とはカナダを挟んで飛地になっている。 「アラスカ」の名は、ロシア植民地時代に既に使われていたが、ア…
序文・熊本藩士 堀口尚次 安場一平(やすばいっぺい)〈寛文2年 - 宝永6年〉は、江戸時代前期の武士。熊本藩細川氏の家臣。名前は久幸(ひさゆき)。 熊本藩士の安場源右衛門の子として生まれた。天和元年7月に家督を継いで熊本藩の番方に列す。同年11月には小姓…
序文・三河のとなり 堀口尚次 遠江(とおとうみ)は、かつての令制国の遠江国およびその後の浜松県、そしてその領域にほぼ相当する現在の静岡県西部地方を指す時の呼称。遠州(えんしゅう)とも呼ばれる。 遠江国は、日本の地方行政区分である令制国の一つ。東海…
序文・水兵さん 堀口尚次 セーラー服は、セーラーカラーと呼ばれる独特の形状をした大きな襟が特徴のトップス。水兵用の軍服であり各国の海軍で使用されている。 日本海軍にも明治時代に導入され、当初「水火夫服」、後に「フロック」と称した。また、イギリ…
序文・蒋介石の矜持 堀口尚次 1945年8月15日の中国時間の正午に重慶から発せられた中華民国国民政府主席の蔣介石によるラジオの演説では、恨みに報(むく)ゆるに徳を以(もっ)てすと述べて、中国国民と世界の人々に対して、日本人には危害を加えないように述べ…
序文・日本の対外膨張戦略の連続性 堀口尚次 十五年戦争とは、昭和6年9月18日の柳条湖事件勃発から昭和20年のポツダム宣言受諾〈日本の降伏〉までの足掛け15年〈実質13年11カ月〉にわたる日本の対外戦争、満洲事変、日中戦争、太平洋戦争の全期間を一括する…
序文・大相撲の力士 堀口尚次 成瀬川土左衛門は、江戸時代の大相撲の力士。水死体の隠語「土左衛門」の語源とされる。 仙台藩領〈現宮城県加美郡加美町〉出身の力士。山東京伝の『近世奇跡考』や『睡余小録』下では享保9年午6月の深川八幡社勧進相撲の番附は…
序文・教えさとす 堀口尚次 教誨(きょうかい)とは、第1義には、教えさとすことをいう。同義語として教戒(きょうかい)があるが、こちらは、教え戒めることをいう。両者の違いは「誨〈意:知らない者を教えさとす〉」と「戒〈意:いましめ。さとし〉」の違いで…
序文・意味のない試合 堀口尚次 消化試合とは、主にスポーツの試合に関する分類の一つである。リーグ戦のスポーツで優勝チームまたは自分のチームの順位が確定してから最終試合が終了するまでの試合を呼ぶ。 一般にリーグ戦では、全試合の成績で優勝チームや…
序文・神に捧げる御酒 堀口尚次 大神(おおみわ)神社は、奈良県桜井市三輪にある神社。式内社(名神大社)、大和国一宮、二十二社(中七社)。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧来は美和乃御諸宮、大神大物主(おおものぬし)神社と呼ばれた。…
序文・雛人形の脇に 堀口尚次 市松人形とは、着せ替え人形の一種である。東人形、京人形とも呼ばれ、京阪地方では『いちまさん』の愛称で親しまれている。 桐塑(とうそ)〈粘土の一種〉または木でできた頭と手足に胡粉(ごふん)〈白色顔料の一種〉を塗り、おが…
序文・小商人から豪商へ 堀口尚次 紀伊国屋文左衛門〈寛文9年- 享保19年〉は、日本の江戸時代、元禄期の商人である。元姓は五十嵐氏。名は文吉。俳号は千山。略して「紀文」と呼ばれ、「紀文大尽」と言われた。生没年もはっきりしない等、人物伝には不明な点…