2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧
序文・西洋からのことわざ 堀口尚次 「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」は、一度に多くの利益を得ようとして欲張ったならば、どこからも利益を得られなくなるということである。2つの異なったことを同時に行ったならば、その両方が失敗に終わると…
序文・スラム街 堀口尚次 タルドンネ又はタルトンネ〈朝鮮語: 달동네〉とは、韓国におけるスラム〈都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど、居住者やコミュニティの健康や安全、道…
序文・人質か養子か 堀口尚次 宮部継潤は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名。近江国宮部城城主、のち但馬国豊岡城城主、因幡国鳥取城城主。宮部中務卿法印、中務卿法印。 土肥真舜の子として生まれる。天文5年、比叡山に登って行栄坊という僧…
序文・与力と同心の屋敷 堀口尚次 廿軒家(にじっけんや)は、愛知県名古屋市守山区の地名。丁番を持たない単独町名。 大字(おおあざ)小幡の小字(こあざ)名「廿軒家」による。江戸時代の当地には犬山城主の成瀬氏が「御林」と称する非常用の用材として使用する…
序文・刃傷事件 堀口尚次 浅野長直は、江戸時代前期の外様大名。常陸国笠間藩主、播磨国赤穂藩初代藩主。慶長15年、下野国真岡藩主〈のちに常陸国笠間藩主〉である浅野長重〈浅野長政の三男、広島浅野家の傍流の一つ〉の長男として誕生。幼名は又一郎。寛永8…
序文・薪の上に臥し 苦い胆を嘗める 堀口尚次 臥薪嘗胆は、復讐を成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語である。紀元前5世紀の呉と越の国家間の戦争に由来する。この成語の現在確認できる初出は、「嘗胆」のみならば『史記』巻41越王…
序文・一向宗・浄土真宗の弾圧 堀口尚次 隠れ念仏は、権力から禁止された浄土真宗〈一向宗〉の信仰を、権力の目から逃れて信仰すること、或いはそれを行う者や集団を指す。南九州の旧薩摩藩や旧人吉藩では、三百年にわたり浄土真宗が弾圧されたため、これら…
序文・GHQの日本占領政策 堀口尚次 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムは、太平洋戦争終結後、連合国軍最高司令官総司令部が日本占領政策の一環として短期間行っていたといわれる日本国民に対する再教育計画。終戦直後の日本における「ウォ…
序文・危険回避 堀口尚次 急がば回れは、日本の地理からの言葉。 物事を行う際には、急いでいるときほど近道をしようと思うものなのであるが、そのようにした方がかえって道に迷ったりするなどで失敗を招きがちとなるということを意味する。 物事を急いで行…
序文・背後に六角氏の暗躍説あり 堀口尚次 杉谷善住坊は、安土桃山時代の人物。織田信長を火縄銃で狙撃したことで知られる。 鉄砲の名手であったという以外の確かな人物像は不明であり、出身については甲賀五十三家の一つである杉谷家出身の忍者とも、伊勢国…
序文・山伏装束 堀口尚次 烏天狗(からすてんぐ)は、大天狗と同じく山伏装束で、烏のような嘴を持った顔をしており、自在に飛翔することが可能だとされる天狗。青天狗、小天狗とも呼ばれる。烏と名前がついているが、猛禽類と似た羽毛に覆われているものが多…
序文・富山湾の神秘 堀口尚次 ホタルイカは、ツツイカ目〈開眼目〉ホタルイカモドキ科に属するイカの一種である。軟体動物類の深海性発光動物。「コイカ」あるいは「マツイカ」ともよばれ、胴長は雄4cm・雌6cm、重さ10gと小さい。食用とされる。 世界にはホ…
序文・比叡山との確執 堀口尚次 蓮如は、室町時代の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第8世宗主・真宗大谷派第8代門首。大谷本願寺住職。諱は兼壽。院号は信證院。法印権大僧都。本願寺中興の祖。同宗旨では、蓮如上人と尊称される。明治15年に、明治天皇より…
序文・龍神伝説 堀口尚次 油ヶ淵(あぶらがふち)は、愛知県碧南市と安城市の境にある湖沼(こしょう)。愛知県唯一の天然湖沼である。二級河川に指定されている。 「油ヶ淵」の名前は、かつて内海だった油ヶ淵の湖畔(碧南市油渕町)に住んでいた母子の伝説〈息…
序文・あなかしこあなかしこ 堀口尚次 御文(おふみ)は、浄土真宗本願寺八世蓮如が、その布教手段として全国の門徒へ消息として発信した仮名書きによる法語。本願寺派では「御文章」といい、大谷派では「御文」、興正派では「御勧章」という。なお、本願寺が…
序文・壬申の乱 堀口尚次 村国男依(むらくにのおより)は、飛鳥時代の人物。名は雄依、小依とも書く。姓は連。冠位は贈外小紫(ぞうげいしょうし)。子に志我麻呂がいる。672年の壬申の乱で大海人皇子(おおあまのおうじ)〈天武天皇〉に属して戦い、近江国方面の…
序文・放送禁止処分もある 堀口尚次 プロテストソングとは、政治的抗議のメッセージを含む歌〈楽曲〉の総称である。プロテスト・ソングはアメリカでは、ウディ・ガスリーやピート・シーガーらの影響を受けたフォーク歌手たちによって盛んに歌われるようにな…
序文・鉄道の工夫 堀口尚次 三線軌条とは、鉄道において軌間の異なる車両を運転するために、通常1対2本の軌条〈レール〉で敷設される線路について、片側のレールを共通として残り2本のレールをそれぞれの軌間に応じて敷設したもののこと。三線軌条は三線軌道…
序文・美しい比率 堀口尚次 黄金比とは、線分や長方形の比率が「短い部分:長い部分=長い部分:全体」となる、約1:1.618の美しい比率。長方形は縦と横の長さの比が黄金比になるとき、安定した美感を与えるという説がある。これはグスタフ・フェヒナーの1867…
序文・マッコウクジラの結石 堀口尚次 龍涎香(りゅうぜんこう)あるいはアンバーグリスは、ベゾアールの一種でマッコウクジラの腸内に発生する結石であり、香料の一種である。生成されたばかりの龍涎香は、海の匂いや糞便臭がする。熟成するにつれて、甘い、…
序文・方位の吉凶 堀口尚次 九星気学(きゅうせいきがく)とは、生れた年月日の九星と干支、五行を組合わせた占術。方位の吉凶を知るために使われることが多い。九星術を元に明治42年に園田真次郎が気学としてまとめたものと、それ以前の九星術と合わせて九星…
序文・信長兄弟骨肉の争い 堀口尚次 稲生(いのう)の戦いは、弘治2年に、尾張国春日井郡稲生郷〈現在の名古屋市西区〉で起きた戦いである。尾張国の有力武将である織田弾正忠家(だんじょうのじょうけ)で起きた、織田信長とその弟信行〈信勝〉との家督争いから…
序文・NASAの元技術者が開発 堀口尚次 ゲイラカイトは、アメリカ合衆国のゲイラインダストリ-ズが製造する凧の日本での商品名。凧の概念を覆す斬新なデザインと高性能な飛行機能が評判を呼び、1970年代の日本で大ブームを巻き起こした。材質はビニール…
序文・法然のすすめ 堀口尚次 通説では親鸞の妻は「恵信尼」となっているが、異説もある。 九条兼実(かねざね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公卿。藤原北家、関白・藤原忠通の三男。官位は従一位・摂政・関白・太政大臣。建仁元年に長年連れ添…
序文・コロッケ 堀口尚次 コロッケは、茹でて潰したジャガイモやクリームソースに挽肉や野菜などを混ぜ合わせ、丸めて衣で包み、食用油でフライ状に揚げた、日本の洋食の一つ。西洋料理のクロケットを模倣して考案された。単にコロッケといった場合はジャガ…
序文・対象物を火災に追い込む 堀口尚次 焼夷弾は、焼夷剤を装填した兵器である。通常の銃砲弾・爆弾とは異なり、目標を爆発で破壊するのではなく、攻撃対象に着火させて焼き払うために使用する。そのため、発生する爆風や飛散する破片で対象物を破壊する爆…
序文・学生の徴兵 堀口尚次 学徒出陣とは、第二次世界大戦終盤の昭和18年に兵力不足を補うため、高等教育機関に在籍する20歳〈昭和19年10月以降は19歳〉以上の文科系〈および農学部農学系、地球科学系などの理系学部の〉学生を在学途中で徴兵し出征させたこ…
序文・結界を超えた戦火 堀口尚次 結界は、仏教において、サンガ〈 僧伽(そうぎゃ)=僧〉がひとつの「現前(げんぜん)サンガ」の空間領域〈界〉を設定することを言う。結界についての規定は律蔵の犍度(けんど)の第一章に見られる。 後世、界の概念と密教の神…
序文・クローン桜 堀口尚次 ソメイヨシノ〈染井吉野、学名: Cerasus × yedoensis ‘Somei-yoshino’〉は、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、ソ…
序文・実在したのか 堀口尚次 親鸞〈承安3年 - 弘長2年〉は、鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。親鸞聖人と尊称され、鎌倉仏教の一つ、浄土真宗の宗祖とされる。 法然を本師と仰いでから生涯に亘り、「法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実…