ホリショウのあれこれ文筆庫

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第253話 往年のプロレスラー

序文・テレビ漫画「タイガーマスク」もよく観た

                               堀口尚次

 

 私が中学生の頃、プロレスが大流行りで、男子の間ではテレビ中継の翌日はプロレスの話題で持ちきりだった。以下に当時の人気レスラーを紹介します。

ジャイアント馬場 言わずと知れた日本プロレス界のレジェンド。元読売ジャイアンツのピッチャーという異色の経歴を持つ。有名な「十六文キック」だが、1文は約2.4cmであることから計算すると、16文は約38.4cmになるが、実際の馬場の足の大きさは32cm前後であったため、実際は約14文ということになる。

アントニオ猪木 燃える闘魂」の猪木は、ブラジル移住経験を持ち、力道山からスカウトされた。異種格闘技戦などでボクシングのモハメド・アリや空手のウイリー・ウイリアムスなどと戦った。引退後は参議院議員の顔も持つ。必殺技は卍固め。「いち、にい、さん、ダー!!」「元気ですかー!」も有名。

ジャンボ鶴田 オリンピックのレスリング出身で、ジャイアント馬場の後継者とされた。

坂口征二 「世界の荒鷲」の坂口は猪木と共に新日本プロレスの二枚看板だった。得意技はジャンピング・ニー・アタック。俳優の坂口憲二は息子。

アンドレ・ザ・ジャイアント 実況アナウンサーだった古館伊知郎をして「人間山脈」「一人民族大移動」と言わしめた。身長2m23cm・体重236kg。

アブドーラ・ザ・ブッチャー 「黒い呪術師」の悪役レスラー。地獄突きの空手殺法が代名詞的な技だった。頭部の流血もトレードマークだった。

タイガー・ジェット・シン フェンシングのサーベルを振りかざす姿で一世を風靡したインド出身の悪役レスラー。アントニオ猪木との因縁の一戦で、右腕を骨折させられている。

ミル・マスカラス 「千の顔を持つ男」と呼ばれた覆面レスラー。飛び技が鮮やかだった。入場テーマ曲の「スカイ・ハイ」もカッコいい曲だった。

デストロイヤー 覆面レスラーの先駆け的存在。足4の字固めが武器。テレビタレントとしても活躍し、お茶の間の人気者だった。

大木金太郎 「原爆頭突き」の石頭の韓国出身レスラー。

キラー・カーン 「蒙古の怪人」と言われたが元力士の日本人レスラー。

ボボ・ブラジル 試合前の花束贈呈の菊の花束を食べていた。

マクガイア・ブラザーズ 超巨漢(300kg超え)の双子のレスラー。

上田馬之助 凶器攻撃などを得意とした、金髪の悪役レスラー。

ビル・ロビンソン 人間風車」の異名を持つ正統派レスラー。

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