ホリショウのあれこれ文筆庫

歴史その他、気になった案件を綴ってみました。

第98話 古内東子の世界観

序文・君は笑って「いいのよ」なんて ってとこがいい。

                               堀口尚次

 

 古内東子は、「誰より好きなのに」のヒットでOLの神様と呼ばれ、女心をつかんだ歌詞で、世の女性を虜にしたシンガーソングライターですが、男である私もやられました。彼女は、まったく男心がわかっていました。その歌詞を記します。

 

ドアの向こう寒そうに君が立ってる こんな夜中に紙袋を抱えて

『幸せすぎて眠る時間も惜しい』なんて ふざけながら 

誰かを愛する強さにあふれて

 

彼の事話す君が立つキッチン 聞いているのは僕でなくてもいいみたい

慣れた手つきの君の料理は 暖かくて懐かしくて

だから余計に僕を傷つけるよ

 

お願い

恋をしてきれいになってく君を見ているのは 

辛いからもうここには来ないで 言えないよ 会いたいから

 

君が彼と喧嘩をして泣いていた時 僕はすかざず君の見方をしたけれど

君は笑って「いいのよ」なんて 僕だったら 僕だったら

君を君を悲しませたりしない

 

お願い

恋をしてきれいになってく君を見ているのは 

辛いからもうここには来ないで 言えないよ 逢いたいから

 

もう目も見られないよ 君のその瞳に映ってる僕の顔が

やさしく笑うたび 悲しすぎて

ああ この瞬間を 君といることはけして嘘じゃないのに

ああ 何もかわらない 何も届かない きっとこれからも

 

恋をしてきれいになってく君を見ているのは 

辛いからもうここには来ないで 言えないよ 逢いたいから

君のその瞳に映ってる僕の顔が やさしく笑うたび悲しすぎて

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