ホリショウのあれこれ文筆庫

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第191話 懐かしい西部劇映画

序文・カウボーイ・ハットに憧れました

                               堀口尚次

 

 西部劇とは、19世紀後半のアメリカ合衆国の西部開拓時代に当時フロンティアと呼ばれた主にアメリカ西部の未開拓地を舞台にした映画です。南北戦争後のアメリカ西部を舞台に、開拓者魂を持つ白人を主人公に無法者や先住民と対決するというプロットが、白人がフロンティアを開拓したという開拓者精神と合致し、大きな人気を得て、アメリカ映画の1つのジャンルとして形成された。   

 私が小学生の頃、テレビで外国映画の西部劇にはまっていました。自分で脚本?・監督?をして、クラスで劇を披露した思い出もあります。

 『荒野の七人』は、日本の黒沢明監督の「七人の侍」をモチーフにしたという傑作でした。ユル・ブリンナースティーブ・マックイーンチャールズ・ブロンソンなど押しも押されぬ名優たちが目白押しのこの映画は、西部劇映画の金字塔といっても過言ではあるまい。マックイーンが放ったセリフで「服を脱いで突然サボテンに飛び乗った奴がいたんで、なんでそんなことするのか聞いたよ。そしたら『そん時はそれでいいと思った』だとよ。」とか、「ビルから真っ逆さまに落ちて行く奴に、大丈夫か!?と聞いたら『今のところわな』だとよ。」なんてのが好きだったなぁ~。

 『夕陽のガンマン』『荒野の用心棒』などのいわゆるマカロニ・ウェスタンというジャンル〈アメリカの西部劇映画をイタリアで制作した〉も流行りましたね。クリント・イーストウッドマカロニ・ウェスタンの大スターでした。小学生の小生は、ガンやガンベルト、カウボーイハットなんかを買って貰い、近所の悪ガキどもと西部劇ごっこをしたものです。このシリーズのテーマ曲〈口笛のメロディ~♪〉もヒットしてましたね。

 『荒野の1ドル銀貨ジュリアーノ・ジェンマ主演も秀作でした。胸ポケットの1ドル銀貨に、拳銃の弾丸が当たって、命が助かったというものすごい設定だったが、当時は「スゲ~!!」と感嘆していたのです。

 『リオブラボー』も個人的に大好きです。保安官とアルコール中毒の見習い保安官とがくりなす物語でしたが、テーマ曲になった、トランペットの音色とメロディが、おさな心にもジ~ンと来るのもがあり、まさか自分が大人になってアルコール中毒とまではいいませんが、しょっちゅう酔っ払いになるとは思いもしませんでした・・・。

 この他にも、『シェーン』『真昼の決闘』『駅馬車』『OK牧場の決斗』など色々ありましたね。ガッツ石松の「オッケーぼくじょう!」はここからきてるんですよね~(笑)

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