ホリショウのあれこれ文筆庫

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第354話 付知峡キャンプ

序文・バンガローキャンプ→温泉→蕎麦の定番コース

                               堀口尚次

 

 6月7日~8日で一泊二日のバンガロー・キャンプに行ってきた。岐阜県中津川市の付知峡のアオミキャンプ場というところへ行った。小学校からの同級生3人での珍道中となった。実はこのメンバーでは、すでに5回以上バンガロー・キャンプに出かけているのだ。私は別のメンバー〈会社同僚〉とも数回に渡りバンガロー・キャンプに出かけているので、それぞれがキャンプ用品を持ち寄るので、それらは余り過ぎるほどの有様だ。

 私は、会社を早期退職しているので曜日には余裕があり、同級生二人も有休が取れたので、今回は、キャンプ場が混んでいない平日にした。そしてそのこともあり、今回は他の客は一人もいなく、広いキャンプ場が私たちだけの貸し切り状態となった。到着早々、野兎の歓迎を受けてびっくりした。

 調達した薪を焚き、釣りが趣味の同級生が持参した魚や、料理が好きな同級生が下ごしらえしてきた焼き鳥串などを堪能した。私は現地に来る途中のスーパーで買ってきた枝豆の塩ゆでと、アサリの酒蒸しを作った。

 三人とも酒好きの共通癖があるので、ビールの消費量も早く、続いてシャンパン!?〈安いスパークリングワイン〉やウイスキーウォッカ・ワインなどなんでもござれの楽しい時を過ごした。

 音楽好きの同級生は、フォークギターを持参しており、色々弾いてくれ、三人で酔っ払いながら歌っていたが、これがかなり楽しいのだ。そして夜も更けてくると語らいの時間が訪れる。誰からともなく、カミングアウトと称して想いのたけや超極秘情報を暴露する。途中、喧嘩になりそうなほど激論が交わされもしたが、こんなことは自然の中の夜のキャンプ場で、しかも酒がかなり進まないと起こりえないのだ。結局その日は、午後3時頃にキャンプ場に到着し、夜中の1時ぐらいまで、食べたり飲んだり歌ったり語り合ったりした。

 翌朝私は6時頃に目が覚めてしまい、一人で近辺の散策に出かけた。8時頃みんな起きだして、ホットサンドなどを調理して朝食とした。10時にはキャンプ場をチェックアウトし、近くの温泉施設へ立ち寄り、一晩煙にいぶされた身体を癒した。その後蕎麦屋で昼食をとり、十割蕎麦を堪能した。そして道の駅でお土産なんかを買い、高速道路で帰路についた。

 楽しいキャンプの思い出がまた一つ増えた。天候に恵まれた事に感謝した。