ホリショウのあれこれ文筆庫

歴史その他、気になった案件を綴ってみました。

第167話 遅かった紅葉狩り

序文・300段の階段は、おやじ狩り!?

                               堀口尚次

 

 11月29日月曜日に、三重県いなべ市の聖宝寺へ紅葉狩りに出かけました。会社の部署OBと三人での、のんびり日帰り旅です。

 近鉄名古屋駅集合で、みんな愛知県在住なので名古屋鉄道名古屋駅に集合しましたが、電車音痴の私は、またまたここで粗相をおかしてしまいました。名古屋駅は、名鉄駅と近鉄駅が繋がっており、改札が共通になっています。ようするに鉄道会社が違うのに、出口と入口が同じ改札なので、両方の切符を同時に改札機械に投入することになっています。前回はその事を知らずに、改札が開かないという大失態をしてしまいました。今回は、改札を出る前に、近鉄の切符を買って名鉄の切符と二枚合わせてたので無事通過できたのはいいんですが、買った切符が目的駅より一つ手前の駅のものでした・・・。嗚呼またやってしまった~。勿論、降りる駅名は分っていましたが、金額表示が上手く読み取れなかったのです。改札にいた駅員さんに尋ねると、降りた駅で追加料金を払って下さいとのことでした。グスン(泣く)

 合流して、近鉄富田駅三岐鉄道三岐線に乗り換えました。三岐線はセメントを運ぶ貨物輸送線で、セメント輸送は、JR以外ではここだけのようです。

 終点の西藤原駅で下車し、徒歩20分の聖宝寺を目指しますが、寒いと思って着込んで行ったら、この日は15度程度あり以外にも暖かかった。更に、紅葉狩りのお寺まで300段の階段を登るとあって、着込んでいた服を脱ぐ始末。

 お寺の敷地一帯は、鹿などの野生動物による被害があるらしく、石段を登る手前に大きな鉄格子の扉が設置してあり、自分達で開けていかなければ入れなくなっていました。へろへろになり頂上まで登り、本堂で参拝を済ませ、すぐ近くの小滝などを観て帰路につきましたが、なんと紅葉狩りが出来ませんでした。すでに紅葉は終わっており、銀杏の葉などが散りまくっていました。それでも紅葉の名所であることから、多少の紅葉感は残っており、満足できました。

 私を含め3人とも、60歳前後なので、帰りの下りの階段は危ないという判断になり(まだまだ老人じゃないけど~)別ルートの階段のない道で降りてきました。コンビニ一つないところなので、持参したおにぎりやサンドイッチを駅横の公園スペース(蒸気機関車や貨物機関車が展示されてる)で昼食をとりましたが、なんだか遠足かピクニックにきたような、懐かしい感覚を満喫しました。帰りの三岐鉄道では階段で疲れたせいか、電車の暖房のせいか、みんな爆睡していました。富田駅からは近鉄名古屋駅へもどり、解散となりました。

 次回は、渥美半島の電車&バスの旅を企画中です。ただコロナが心配です。

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三岐鉄道三岐線終点の西藤原駅      ※聖宝寺