ホリショウのあれこれ文筆庫

歴史その他、気になった案件を綴ってみました。

第112話 信州への高校生二人旅

序文・古いスナップが出て来た。思い出を辿ってみた。

                               堀口尚次

 

 記憶が定かではないが、高校三年生の夏休みに同級生(勿論男子)と二人で、信州を旅した珍道中が滅茶苦茶懐かしい~!

 長野県の安曇野(ワサビ栽培で有名)へ三泊四日で行ったが、当時の事だから電話で宿の予約はしたんだろうけど、まったく記憶にございません。名古屋鉄道国鉄(まだJRじゃない)を乗り継ぎ、時刻表片手に頑張ったのだ。

①一泊目

普通の旅館だったと思うが、自販機でタバコ!を買うのにびびってた記憶あり。

②二泊目

ペンションみたいな感じだったかな?昼間は近くのワサビ園を観に行ったりした。珍しくピアノがおいてあり、後で知ったんだけど、私がそれを弾いていたことを、同級生が宿に置いてあった自由に書き込めるノートに書いてた。

三泊目 民宿「こだま」→領収書が残ってた!

ほんと田舎のザ・民宿だった。夫婦二人でやってて宿泊客も私達だけだったと思う。風呂や食事はどうしてたんだろう?まったく記憶がない。

 駅から宿へ、また宿から駅へと兎に角よく歩いたなあ。ラジカセをぶら下げて(乾電池音源で)歌いながら歩いていたたような・・・♪

電車とワサビ園と民宿の3枚の写真しか残っておらず、なんで二人の写真とか取らなかったんだろう?!

 同行した同級生は、バレー部のレギュラー選手だが、背が低いのでセッターだったと思う。私は、音楽が好きでバンド活動に明け暮れていたので、彼との接点はあまりなかったはずなのだが、なぜだが馬が合ってよくしゃべっていた。

歴史の教科書に「北京原人」の挿絵があり、わたしに似ているとか言い出して、私のことを、「北京」と呼んでいたような気がする。

 その同級生とは、それ以来会ってないが、年賀状のやり取りは今だに続いている。年賀状の情報だけで、彼の結婚を知り、彼の三人の息子の成長を見て来た。そろそろあれから40年も経つんだから、再会して当時の思い出を語り合いたいものだ。もしかしたら、20年位前に一度電話して話しをしたかも知れないが、その記憶も確かではない。よーし、これで完全にコロナが明けたら、再会しよう。彼は、信州旅行のことをどれだけ覚えているだろうか?今から楽しみだ。そして私の記憶が間違っていて、三泊もしていないとか、ピアノのことなんかノートに書いてないとか、色々新事実がわかると楽しいだろうなあ。本当に楽しみになってきたのだ。今度彼と会えるその日まで、健康でいよう。

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