序文・EDO WIN
堀口尚次
株式会社エドウイン〈EDWIN〉は、デニム素材を中心とした日本のファッションブランド、繊維メーカー。
1950年代に常見米八商店の商号から発展したTUNEMIは、中古ジーンズをアメリカから輸入し市場に提供していたが、1960年代に入り、日本で初めて独自の製法によりジーンズを製造・販売する。
「EDWIN」というブランド名は、常見米八の次男でありエドウイン二代目社長であった常見修二が実兄の常見喜一〈エドウイン初代社長〉と100個ほど並べた英単語の中から決定したと語っている。
『兄貴と一緒に、英単語を100個くらいダーッと並べたんです。その中に“EDWIN”って単語があって、なんだか僕の頭の中に残っていたんです。それで「兄貴EDWINでいこうよ」って言ったのが始まり。当時、エドウィンさんって駐日アメリカ大使がいたのもどこか印象に残ったのかもしれないですね。』
江戸〈EDO〉が勝つ〈WIN〉説とDENIM〈デニム〉のアナグラム説については広告や宣伝でも採用されているものの後付けであり、常見修二自身も「そのような意味にも取れる」と語っている。
